分散分析(ANOVA)とは?
― 3群以上の平均値の差を同時に検証する手法
3群以上の平均値を同時に比較するための統計手法。t検定を繰り返すことによる多重比較の問題を回避し、全体として差が存在するかを検証できます。
分散分析(ANOVA)とは
3群以上の平均値を同時に比較するための統計手法。t検定を繰り返すことによる多重比較の問題を回避し、全体として差が存在するかを検証できます。
分散分析(ANOVA)で分かること
- 複数グループ間に平均の差があるか
- どの要因が結果に影響しているか
- 要因同士の交互作用の有無
- どの群間に差があるか(事後検定)
分散分析(ANOVA)の主な種類
| 種類 | 概要 |
|---|---|
| 一元配置分散分析 | 1つの要因による3群以上の平均差の検証 |
| 二要因分散分析 | 2つの要因と交互作用の検証 |
| 反復測定分散分析 | 同一対象を繰り返し測定した場合の分析 |
| 共分散分析(ANCOVA) | 共変量を統制した平均差の検証 |
研究・ビジネスでの利用シーン
3群以上の薬剤比較
臨床研究
プラセボ・低用量・高用量の3群でアウトカムの差を一元配置ANOVAで検証します。
教授法×学年の交互作用
教育研究
教授法と学年の組み合わせ効果を二要因ANOVAで分析します。
条件×時点の反復測定
心理学
実験条件×複数測定時点のデザインで反復測定ANOVAを実施します。
SPSSで実施する場合の製品選定
分散分析(ANOVA)をSPSSで実施する際に必要となる製品とオプションを整理します。
| 分析内容 | 対応製品 | 備考 |
|---|---|---|
| 一元配置分散分析(ANOVA) | IBM SPSS Statistics Base | 標準機能 |
| 二要因分散分析・共分散分析 | IBM SPSS Advanced Statistics | 交互作用・共変量 |
| 反復測定分散分析 | IBM SPSS Advanced Statistics | 縦断・時系列 |
分析時の注意点
- 正規性・等分散性の前提を確認する
- 有意差の有無だけでなく効果量(η²、partial η²)も解釈する
- 反復測定では球面性の検定(Mauchlyの検定)が重要
- 多重比較の補正方法を事前に決めておく
分散分析(ANOVA)の進め方、専門家がサポートします
分析設計の段階から、結果解釈・論文記述まで——研究テーマに応じてご相談いただけます。
必要なSPSS製品の構成もあわせてご提案します。
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