信頼性分析とは|SPSSでできること
信頼性分析は、質問紙や評価尺度が一貫した測定を行えているかを確認するための分析手法です。
このページでは、信頼性分析で分かることと、SPSSで実施する際に選ぶべき製品を明確にします。
信頼性分析とは
信頼性分析は、複数の項目から構成される尺度が、 同一概念を安定して測定できているかを評価するための分析です。 主に心理学、教育学、社会調査、マーケティング調査などで用いられます。
この分析で分かること
- 尺度全体の内的一貫性
- 各項目が尺度に適切に寄与しているか
- 削除すべき項目の有無
- 再調査・再設計の必要性
信頼性分析の代表的な指標
- Cronbach’s α:最も一般的な内的一貫性指標
- 項目‐全体相関:各項目の妥当性確認
- 項目削除後のα:尺度改善の判断材料
SPSSで信頼性分析を行う場合の製品選定
信頼性分析は、 IBM SPSS Statistics Base の標準機能で実施できます。 質問紙分析や研究用途において、追加オプションは不要です。
| やりたいこと | 対応製品 | 備考 |
|---|---|---|
| 信頼性分析(Cronbach’s α) | IBM SPSS Statistics Base | 標準機能 |
分析時の注意点
- αが高すぎる場合は項目冗長の可能性がある
- 因子分析と併用して解釈する
- 尺度の目的に応じた判断が必要
信頼性分析の次に検討すべき分析手法
- 因子分析:尺度構造の確認
- 共分散構造分析(SEM):測定モデルの検証
- 回帰分析:尺度得点を用いた要因分析
