コンジョイント分析とは?
― 選好構造を属性別の部分効用に分解する手法

製品やサービスを構成する複数の属性(価格・機能・デザインなど)が、意思決定や選好にどの程度影響しているかを分解して評価する分析手法。マーケティングリサーチや製品設計・価格戦略の検討で広く用いられます。

難易度:★★★ 想定読了:9分 最終更新 2026.05.17 監修:スマート・アナリティクス代表

コンジョイント分析とは

製品やサービスを構成する複数の属性(価格・機能・デザインなど)が、意思決定や選好にどの程度影響しているかを分解して評価する分析手法。マーケティングリサーチや製品設計・価格戦略の検討で広く用いられます。

コンジョイント分析で分かること

  • 各属性(価格・機能・ブランド等)の重要度
  • 属性水準ごとの選好度(部分効用)
  • 製品仕様変更時の選好シミュレーション
  • 価格変更や新製品案の影響評価

コンジョイント分析の主な種類

タイプ概要
評定型(メトリック)属性組合せに評価点をつける古典的手法
ランキング型属性組合せを順位付けする手法
選択型(CBC)選択肢から1つを選ぶ離散選択モデル
適応型(ACA)回答者ごとに質問を調整する手法

研究・ビジネスでの利用シーン

最適仕様の設計

新製品開発

デザイン・機能・価格などの組合せで最も支持される仕様を特定します。

最適価格の設定

価格戦略

価格を属性の一つとして組み込み、市場価値ベースの価格設定を導出します。

訴求軸の優先順位付け

広告・販促

属性重要度の高い項目を訴求軸として、効果的なマーケティングを設計します。

SPSSで実施する場合の製品選定

コンジョイント分析をSPSSで実施する際に必要となる製品とオプションを整理します。

やりたいこと対応製品追加オプション
評定型・ランキング型コンジョイントIBM SPSS Conjointアドオン
事前準備(直交計画)IBM SPSS ConjointORTHOPLAN
カード生成IBM SPSS ConjointPLANCARDS

分析時の注意点

  • 属性・水準の設計が分析結果を大きく左右する
  • 回答者の負担を考慮したプロファイル数設計
  • 結果解釈は理論・文脈と合わせて行う
  • 選択型(CBC)が中心の場合は専用ツールを検討

コンジョイント分析の進め方、専門家がサポートします

分析設計の段階から、結果解釈・論文記述まで——研究テーマに応じてご相談いただけます。
必要なSPSS製品の構成もあわせてご提案します。

お電話でのご相談:0120-835-761 受付 9:00–18:00(土日祝除く)

よくあるご質問

Q.属性は何個まで設定できる?
実用的には4〜7属性程度が回答者の負担と精度のバランスから推奨されます。属性が多すぎると回答精度が下がります。
Q.選択型コンジョイント(CBC)はできる?
SPSS Conjointは伝統的なフルプロファイル・ランキング型/評定型に対応します。CBCが中心の場合は専用ツールも検討候補です。
Q.市場シミュレーションの活用法は?
新製品投入時の影響評価、価格弾性の分析、競合製品との相対的位置付けの分析などに活用できます。

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