IBM SPSS Exact Tests
― 少数サンプル・稀少事象の正確確率検定 ― 30種を超える検定を搭載

極めて稀な事象を大規模データベースの中から分析し、また少数サンプルを正確に処理するためのアドオン。30種を超える正確確率検定を搭載しており、従来検定では分析できなかったデータも分析できます。

SPSS Statistics Base に追加して利用 研究/実務両用 最終更新 2026.05.17

Exact Tests でできること

極めて稀な事象を大規模データベースの中から分析し、また少数サンプルを正確に処理するためのアドオン。30種を超える正確確率検定を搭載しており、従来検定では分析できなかったデータも分析できます。

本モジュールが解決する課題

  • 期待度数が5未満のセルを含むクロス集計表の解析
  • 少数サンプルでの差・関連性の検証
  • 稀少事象(例:副作用発生率)の統計的解析
  • 細かなサブグループ解析

代表的な利用シーン

稀な副作用の発生率比較

医学研究

サンプル数が限られる臨床試験で、有害事象の発現率比較を正確確率検定で安定的に評価します。

サブグループ解析

社会科学調査

属性ごとの細かなサブセット解析で、期待度数が小さい場合でも信頼できるp値を得ます。

実験データの分析

生物統計

サンプル数を増やしにくい動物実験・細胞実験のデータで、厳密な検定結果が得られます。

主な搭載分析手法

1

Fisher正確確率検定

2×2分割表の関連性を、近似を用いずに正確に検定する古典的手法。

2

モンテカルロ法

大規模データでも実用的な計算時間で近似的な正確p値を算出。

3

ピアソンのカイ二乗(正確版)

通常のカイ二乗検定の前提(期待度数≥5)が成立しない場合の代替。

4

ノンパラメトリック検定の正確版

ウィルコクソン・コクランのQ・2項検定など主要なノンパラメトリック検定の正確版を搭載。

SPSS Statistics Base / 関連モジュールとの関係

Exact Tests は SPSS Statistics Base の上位に位置するアドオンで、Base 単体では実行できない手法を補完します。研究・業務内容に応じて関連モジュールと組み合わせることも可能です。

製品/モジュール主な役割本モジュールとの関係
SPSS Statistics Base2×2のFisher正確確率検定2×2表のFisher検定はBaseで実施可能。それ以外の正確検定はExact Testsが必要。
SPSS Bootstrappingリサンプリングによる推定目的が異なる併用可能なモジュール(信頼区間構築)。

Exact Tests の導入、お気軽にご相談ください

研究テーマ・業務要件に応じて、最適なモジュール構成をご提案します。
導入見積もり・アカデミック価格のご相談も承ります。

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よくあるご質問

Q.Fisher正確確率検定はBaseで実施できると聞きましたが?
はい、2×2分割表に対するFisher正確確率検定はBaseに含まれます。Exact Testsは、2×3以上の分割表や、その他のノンパラメトリック検定の正確版を提供します。
Q.モンテカルロp値と正確p値の違いは?
正確p値は理論的な厳密値、モンテカルロp値は乱数による近似値です。データ規模が大きく正確p値の計算が困難な場合にモンテカルロ法を用います。
Q.どんな研究で導入が推奨されますか?
標本数が限られる医療研究・生物統計、まれな事象を扱う薬剤疫学、サブグループ解析を多用する社会科学調査などで特に推奨されます。

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