Text Coder X for SPSS(SPSS Statistics用テキストコード製品)のインストール手順
Text Coder X for SPSS はIBM SPSS Statistics上で稼働するテキストコーディング機能アドオン(アドオンとは、ソフトウェアに新たな機能を追加するプログラム)です。IBM SPSS Statisticsのメニューから操作が可能となり、テキストデータを指定しキーワードを抽出することができます。
稼働環境
- 必須ソフトウェア:IBM SPSS Statistics v29 / v30
- Windows OS:SPSS StatisticsがサポートしているWindows 10/11
- MacOS:SPSS StatisticsがサポートしているMacOS Catalina10.5 / Big Sur11.0 / Monterey12.0 / Ventura13.0 / Sonoma14.0 / Sequoia15.0
文字数の制限
IBM SPSS Statisticsの制限に準拠(32,767)
拡張機能の追加方法
1.ダウンロードサイトもしくは、DVDから[Text Coder X for SPSS]フォルダーをIBM SPSS StatisticsがインストールされているPCへダウンロード
2.拡張機能[Text Coder X for SPSS]のフォルダーの展開先の指定
3.IBM SPSS Statisticsへのインストール
4.インストール完了の確認 ※読み込む際の注意事項
5.IBM SPSS Statisticsからのアンインストール
1. Text Coder X for SPSSフォルダーのダウンロード
ダウンロードサイトの場合
【手順1】Text Coder X for SPSSをダウンロードします。
納品メール内に記載のダウンロードリンクからText Coder X for SPSSをダウンロードします。
【手順2】[ダウンロード]ボタンをクリック
[ダウンロード]ボタンをクリックします。
【手順3】[このままダウンロード]をクリック
[Googleドライブにより、ダウンロードに関する問題が検出されました]画面より、[このままダウンロード]ボタンをクリックします。ダウンロードが開始します。
【手順4】ダウンロード済みフォルダーの確認
Windowsのエクスプローラーを開き、ダウンロードしたフォルダーを確認します。
DVDの場合
【手順1】[DVD RW ドライブ]への移動
Windowsのエクスプローラーを開き、[DVD RW ドライブ]をダブルクリックします。
【手順2】フォルダーのコピー
DVD RW ドライブに格納されているフォルダーをコンピューターのディスクまたは、デスクトップに保存します。
2. Text Coder X for SPSSフォルダーの展開先の指定
【手順1】zipフォルダーの展開
Windowsのエクスプローラーを開き、ダウンロードしたZipフォルダーを右クリックします。[すべて展開]をクリックします。
【手順2】展開先の選択①
ファイルの格納先を指定します。[参照]をクリックし、下記のフォルダー先を選択します。
選択後、[展開]をクリックします。
C:\Program Files\IBM
【手順3】管理者権限の実行
[このフォルダーへコピーするには管理者の権限が必要です]画面で、[すべての項目にこれを実行する]にチェックを入れ、[続行]ボタンをクリックします。
【手順4】フォルダーの展開完了
IBMフォルダーの下に以下のフォルダーが格納されます。
・Text_Coder_for_SPSS
続けてSPSS Statisticsを起動し、拡張機能を追加します。
3. IBM SPSS Statisticsへのインストール
【手順1】IBM SPSS Statisticsの起動
IBM SPSS Statisticsのアイコン/を開き、ダウンロードしたZipフォルダーを右クリックします。[すべて展開]をクリックします。
【手順2】拡張機能のインストール
メインメニューの[拡張機能]から[ローカル拡張バンドルのインストール]をクリックします。
【手順3】フォルダーの選択
フォルダー名[Text_Coder_for_SPSS]を選択します。
選択後、[開く]ボタンをクリックします。
【手順4】ファイル名の選択
ファイル名[Text_Coder_for_SPSS.spe]を選択します。
選択後、[開く]ボタンをクリックします。
【手順4】インストールの完了
インストールの完了後、[Text_Coder_for_SPSSバンドルが正常にインストールされました。]画面が表示されます。[OK]ボタンをクリックし、画面を閉じます。
続けてインストール場所を確認します。
4. インストール完了の確認
インストールされたダイアログは[分析]メニュー内に表示され利用できます。
続けてインストール場所を確認します。
以上でインストール作業は完了です。
Text Coder X for SPSSを削除したい場合は、次のアンインストールの手続きを実行します。
※注意事項※
Excelデータにセル内の改行がある場合は、あらかじめ削除しSPSS Statisticsに読み込みをしてください。セル内の改行を一括で解除する方法は以下の通りです。
【手順1】[検索と置換]をクリック
Excelファイルの[ホーム]タブより[検索と選択]の[置換]を選択します。
【手順2】欄の入力
[検索する文字列]欄には、[Ctrl]と[J]ボタンを同時に実行し、白枠に小さい点が点滅していることを確認します。
[置換後の文字列]欄は、空欄であることを確認します。
【手順3】[すべて置換]ボタンをクリック
[すべて置換]ボタンをクリックし、セル内の改行をまとめて削除します。
【手順4】セル内改行の削除の完了
[〇件が置換されました]画面で、[OK]ボタンをクリックし、セル内の改行の削除が完了しました。
5. IBM SPSS Statisticsからのアンインストール
【手順1】IBM SPSS Statisticsの起動
IBM SPSS Statisticsのアイコンを開き、ダウンロードしたZipフォルダーを右クリックします。[すべて展開]をクリックします。
【手順2】拡張機能のアンインストール①
メインメニューの[拡張機能]から[拡張ハブ]をクリックします。
【手順3】拡張機能のアンインストール②
[拡張ハブ]画面の[インストール済み]タブをクリックします。
その後、[Text_Coder_for_SPSS]の[拡張のアンインストール]にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックします。
【手順4】注意事項は[はい]を選択
以下の画面で、[はい]をクリックし、アンインストールを実行します。
【手順5】アンインストールの完了①
[~1個の拡張機能が0個の障害でアンインストールされました。]の画面で[OK]をクリックします。
【手順6】アンインストールの完了②
SPSS出力ファイル(savファイル)に以下のログが記録されます。
Text_Coder_for_SPSSバンドルが正常に除去されました。
これで、拡張機能[Text Coder X for SPSS]がアンインストールされました。IBM SPSS Statisticsは引き続きご利用いただけます。