コレスポンデンス分析とは|SPSSでできること
コレスポンデンス分析は、カテゴリデータ同士の関係性を、
クロス集計表をもとに低次元空間へ写像し、視覚的に把握するための分析手法です。
このページでは、コレスポンデンス分析で分かることと、SPSSで実施する際に選ぶべき製品(オプション)を明確にします。
コレスポンデンス分析とは
コレスポンデンス分析(Correspondence Analysis)は、 行カテゴリと列カテゴリからなるクロス集計表を対象に、 カテゴリ間の関係を幾何学的な距離として表現する多変量解析手法です。
名義尺度データを扱う点で、因子分析や主成分分析とは異なり、 探索的・記述的分析としてマーケティングや社会調査で多用されます。
この分析で分かること
- カテゴリ同士の近さ・遠さ
- 特徴的なカテゴリの組み合わせ
- 全体構造を支配する主要な軸
コレスポンデンス分析の特徴
- クロス集計表をそのまま活用できる
- 結果が二次元マップで直感的に理解できる
- 探索的分析として仮説生成に適している
SPSSでコレスポンデンス分析を行う場合の製品選定
コレスポンデンス分析は、 IBM SPSS Categories で実施できます。 クロス集計を超えて、カテゴリデータの構造を可視化したい場合に有効なオプションです。
| やりたいこと | 対応製品 | 備考 |
|---|---|---|
| コレスポンデンス分析 | IBM SPSS Categories | カテゴリデータ可視化 |
分析時の注意点
- 解釈は相対的な位置関係に基づく
- 寄与率の低い次元は解釈しすぎない
- 検定目的ではなく探索目的で用いる
コレスポンデンス分析の次に検討すべき分析手法
- クラスター分析:カテゴリのグルーピング
- 判別分析:分類ルールの構築
- 因子分析:連続変数による構造把握
