t検定とは|SPSSでできること
t検定は、2つのグループの平均値に差があるかを統計的に検証するための分析手法です。
このページでは、t検定で分かることと、SPSSで実施する際に選ぶべき製品(オプション)を明確にします。
t検定とは
t検定は、2つの群(または条件)における平均値の差が、 偶然によるものか、それとも統計的に意味のある差かを判断するための検定手法です。 心理学、医学、マーケティング、品質管理など幅広い分野で利用されます。
この分析で分かること
- 2群間の平均値に有意な差があるか
- 平均との差が偶然かどうか
- 差の大きさ(効果量)
t検定の主な種類
- 対応のない t検定(独立サンプル t検定):異なる2群の比較
- 対応のある t検定(対応サンプル t検定):同一対象の前後比較
- 1標本 t検定:平均が特定の値と異なるか
SPSSでt検定を行う場合の製品選定
t検定(1標本・対応あり・対応なし)は、 IBM SPSS Statistics Base の標準機能で実施できます。 追加オプションは不要です。
| 分析内容 | 対応製品 | 備考 |
|---|---|---|
| 1標本 t検定 | IBM SPSS Statistics Base | 基準値との比較 |
| 対応のない t検定 | 独立2群 | |
| 対応のある t検定 | 前後比較 |
分析時の注意点
- 正規性の前提を確認する
- 等分散性が成り立たない場合は Welch の検定を用いる
- 有意差と効果量は区別して解釈する
t検定の次に検討すべき分析手法
- 分散分析(ANOVA):3群以上の比較
- ノンパラメトリック検定:前提条件が満たされない場合
- 回帰分析:平均差を連続的に扱う
