IBM SPSS Amos
共分散構造分析ソフト
構造方程式モデリング/共分散構造分析を実行するための専用ソフトウェアIBM SPSS Amos。
パス図を利用して分析モデルを視覚的に表現し、高度な分析が可能です。
共分散構造分析/構造方程式モデリング(SEM)とは?
共分散構造分析ソフト IBM SPSS Amos
共分散構造分析/構造方程式モデリングに特化したソフトウェア「IBM SPSS Amos」(読み方:エイモス)は、パス図をパレット上に描きながら共分散構造分析ができるソフトウェアとして長年、多くのユーザーに利用されています。
SPSS Amosは、Analysis of Moment Structuresの略であり、すべてクリック、ドラッグ&ドロップでパレットにご自身の分析モデルを描き、分析を実行します。
頭の中にあるモデルをそのままパレット上に表現することができ、より多くの時間をより精度の高いモデル構築や、仮説検証に費やすことが可能になり研究・分析を促進します。
「SPSS Amos」は、パス図を利用して変数間の関係性を把握することが可能で、回帰モデル、因子分析モデル、共分散構造分析を実現します。
標準的な多変量解析を拡張し、より現実的なモデルを作成でき、また自分でモデルを指定、推定、検証できます。
先行研究などの尺度などを用いて確証的因子分析を実行したい方にもおすすめのソフトウェアです。
IBM SPSS Amosは、単独で稼働するスタンドアロン製品です。
もちろんIBM SPSS Statisticsとの連携されていますので、SPSS Statisticsをお持ちであればさらに分析の高度化を実現することが可能です。
IBM SPSS Amosの特徴
1 パス図で自分の分析モデルを分析
IBM SPSS Amosの最大の特徴は、パス図を利用して分析モデルを描画し、その係数を測定できることです。
回帰モデル、確証的因子分析、多母集団パス解析、多母集団因子分析、成長曲線モデルなどご自身の研究テーマ、分析テーマに併せて自由にパス図を利用して構造を理解することが可能です。
2 マウス操作だけで高度な分析モデルを構築
パレット上にパス図を描く作業やデータのマッピングもすべてマウス操作だけで分析を行うことが可能です。
プログラミングを記述する必要はありません。
統計解析ソフトのIBM SPSS Statisticsとの連携もしているため、共分散構造分析だけではなく通常の統計処理をSPSS Statisticsで実行し、下準備などを行うことも可能です。
3 多くの学問分野での実績
日本も含め、全世界で心理、教育、社会、看護、経営・マーケティングをはじめとする多くの学問領域での実績も特徴のひとつ。
論文の掲載実績も多数あります。
IBM SPSS Amosで
実現可能な分析モデル
分析可能なモデル
- 探索的因子分析
- 確証的因子分析
- 重回帰モデル
- 相関モデル
- 共分散分析
- MIMICモデル
- 多母集団パス解析
- 多母集団因子分析
- 平均共分散構造分析
- 成長曲線モデル
- ベイズ推定
など
IBM SPSS Amos 30 製品稼働環境
IBM SPSS Amosの稼働環境は以下のとおりです。詳しくはIBM社の公式ページをご確認ください。
本製品はWindowsのみの提供です。
Windows
対応OS | Microsoft Windows 11 Microsoft Windows 10 Microsoft Windows Server 2019 Microsoft Windows Server 2016 Microsoft Windows Server 2012 R2 |
プロセッサ | Intelまたは、1GHz以上 |
メモリ | 2GB以上のRAM |
ハードディスク | 1GB以上の空き容量 |
共分散構造分析/IBM SPSS Amosをより良く知るためのコンテンツ
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