IBM SPSS Regression
― ロジスティック回帰・非線型回帰による高度な予測分析

ロジスティック回帰や非線型回帰を中心に、より高度な回帰分析を可能にするオプションモジュール。カテゴリが2値・多値の目的変数や、最小二乗法の前提を満たさないデータに対して、柔軟で安定したモデル推定が可能です。

SPSS Statistics Base に追加して利用 研究/実務両用 最終更新 2026.05.17

Regression でできること

ロジスティック回帰や非線型回帰を中心に、より高度な回帰分析を可能にするオプションモジュール。カテゴリが2値・多値の目的変数や、最小二乗法の前提を満たさないデータに対して、柔軟で安定したモデル推定が可能です。

本モジュールが解決する課題

  • 顧客の購買・解約予測モデルの構築
  • 選択行動(複数選択肢からの選択)の確率モデル化
  • 刺激と反応確率の関係を扱うプロビット/ロジット応答モデル
  • 最小二乗法の前提を満たさないデータへの対応

代表的な利用シーン

解約・購買予測モデル

マーケティング

顧客の解約や購買確率をスコアリングし、施策の優先順位付けや効果検証に活用します。

多項ロジスティックによる選択モデル

選好分析

3つ以上の選択肢からの選好を確率モデル化。属性ごとの選ばれやすさを比較可能です。

プロビット応答モデル

実験研究

薬物用量・刺激強度に対する反応確率の推定など、実験データの解析に対応します。

主な搭載分析手法

1

多項ロジスティック回帰

3カテゴリ以上の目的変数に対する確率モデル。選択行動の分析に最適。

2

二項ロジスティック回帰

「はい/いいえ」の2値分類・予測モデル。本モジュールの中核機能の一つ。

3

非線型回帰

制約あり/なしの非線型モデルで、研究仮説に基づく柔軟なモデル制御を実現。

4

プロビット分析

刺激と反応確率の関係を正規累積関数で推定する古典的手法。

SPSS Statistics Base / 関連モジュールとの関係

Regression は SPSS Statistics Base の上位に位置するアドオンで、Base 単体では実行できない手法を補完します。研究・業務内容に応じて関連モジュールと組み合わせることも可能です。

製品/モジュール主な役割本モジュールとの関係
SPSS Statistics Base線形回帰、記述統計、基本検定本モジュールの必須前提。ロジスティック回帰や非線型回帰を行うにはBaseにRegressionを追加します。
SPSS Advanced StatisticsGEE・線形混合モデル・生存時間解析反復測定や階層構造データへ拡張する場合に併用
SPSS Categoriesカテゴリ回帰、最適尺度法名義・順序尺度を含む回帰に拡張する場合に併用。

Regression の導入、お気軽にご相談ください

研究テーマ・業務要件に応じて、最適なモジュール構成をご提案します。
導入見積もり・アカデミック価格のご相談も承ります。

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よくあるご質問

Q.二項ロジスティック回帰だけでもRegressionは必要ですか?
はい、必要です。二項ロジスティック回帰を含むロジスティック回帰全般(二項・多項・順序)、非線型回帰、プロビット分析はSPSS Regressionで提供されます。SPSS Statistics Baseには線形回帰までが含まれ、カテゴリ結果を扱うロジスティック回帰を実行するにはBaseにRegressionを追加する必要があります。
Q.Advanced StatisticsとRegressionはどちらが必要ですか?
目的によって使い分けます。カテゴリ結果の予測モデルにはRegression、縦断データ・階層構造データ・生存時間解析にはAdvanced Statisticsが必要です。両モジュールは相補的に併用できます。
Q.プロビット分析とロジスティック回帰の違いは?
ともに2値結果を確率モデル化しますが、リンク関数が異なります(プロビット=正規累積関数、ロジスティック=ロジット関数)。薬理学・毒性学ではプロビットが、社会科学・医学一般ではロジスティックが多く用いられます。

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