SPSS Statistics 追加モジュール
IBM SPSS
Categories
アンケートの選択肢どうしの関係を、1枚の地図で示す
ブランドとイメージ語、年代と購入理由。クロス表に並ぶカテゴリどうしの近さを2次元の図にまとめ、ポジショニングや回答の構造を読み取れます。
- コレスポンデンス分析
- 多重コレスポンデンス分析
- カテゴリ回帰
- カテゴリ主成分分析
要約
IBM SPSS Categories とは、SPSS Statistics Base に追加して、コレスポンデンス分析、多重コレスポンデンス分析、カテゴリ回帰など、カテゴリデータの多変量解析を使えるようにするモジュールです。
- 使う場面:ブランドイメージ調査、アンケートの回答構造の把握、選択肢を説明変数にした回帰
- 主な手法:コレスポンデンス分析、多重コレスポンデンス分析、CATREG、CATPCA、PROXSCAL
- 入手方法:Base への追加、各エディションへの同梱(構成はお見積り時にご案内)
30秒診断:Categories は必要?
ご自身の研究・業務に照らして、次の3問を確かめてください。
クロス表の行と列の関係を、図で示したいですか?
例:ブランド×イメージ語、職種×重視する条件
はいコレスポンデンス分析で、カテゴリどうしの近さを地図にします。
3つ以上の質問の回答パターンをまとめて見たいですか?
例:性別・年代・利用目的・満足度
はい多重コレスポンデンス分析で、回答の組み合わせの構造を示します。
説明変数の多くがカテゴリの回帰を行いますか?
例:職業・地域・購入経路から満足度を説明する
はいカテゴリ回帰(CATREG)で、カテゴリに最適な数値を与えて回帰します。
1つでも「はい」なら、Categories の追加をおすすめします。クロス表とカイ二乗検定までで十分な分析なら、Base で進められます。
分析の流れ:4ブランドのイメージを地図にした例
ブランドイメージ調査を例に、クロス表から知覚マップを作るまでの流れを示します。数値は説明用の架空データです。
- データを入力する消費者600名に、4ブランドそれぞれに当てはまるイメージ語を選んでもらい、ブランド×イメージ語の選択数をまとめます。
- メニューから実行する「分析 → 次元分解 → コレスポンデンス分析」で、行にブランド、列にイメージ語を指定し、次元数を2にします。
- 出力を読む第1次元と第2次元で慣性の 91.1% を説明します。ブランドAは「上品」「信頼できる」、ブランドCは「手頃」「身近」の近くに置かれます。
- 施策を決める空いている「楽しい」「新しい」の領域をねらうか、Aの信頼感を守るか。図を見ながら、ブランドの訴求軸を議論します。
Base と Categories の分担
クロス表の集計と検定は Base、カテゴリどうしの構造を図や数値で示す分析は Categories です。
| やりたいこと | 使う手法 | 収録先 |
|---|---|---|
| クロス表を作り、関連を検定する | クロス集計表・カイ二乗検定 | Base |
| 量的変数の次元を要約する | 主成分分析・因子分析 | Base |
| クロス表の行と列の関係を地図にする | コレスポンデンス分析 | Categories |
| 3つ以上のカテゴリ変数の構造を示す | 多重コレスポンデンス分析 | Categories |
| カテゴリ変数を含む主成分分析を行う | カテゴリ主成分分析(CATPCA) | Categories |
| カテゴリの説明変数で回帰する | カテゴリ回帰(CATREG) | Categories |
| 類似度データから対象を配置する(個人差を含む) | 多次元尺度法(PROXSCAL) | Categories |
搭載している主な手法
多重コレスポンデンス分析
MCA
3つ以上のカテゴリ変数の回答パターンをまとめて図にします。アンケート全体の構造把握に使います。
カテゴリ回帰
CATREG
カテゴリに最適な数値を割り当てて回帰します。Ridge・Lasso・Elastic Net による変数選択もできます。
組み合わせの例
アンケート調査の分析では、集計表と組み合わせる構成がよく選ばれます。
アンケート調査の分析と報告なら
Base+Categories+Custom Tables
集計表で全体を示し、知覚マップで関係を示す。報告書に必要な図表がそろいます。
Base・関連製品との関係
| 製品・モジュール | 主な役割 | Categories との関係 |
|---|---|---|
| SPSS Statistics Base | クロス集計表、カイ二乗検定、因子分析 | Categories を使うための前提です。Base に追加して使います。 |
| SPSS Custom Tables | 集計表の作成 | 調査結果を表で報告する場合に組み合わせます。 |
| SPSS Regression | ロジスティック回帰 | 結果が2値の予測はこちら。説明変数がカテゴリ中心の回帰は CATREG が向いています。 |
検討の進め方
よくあるご質問
コレスポンデンス分析だけのために導入する価値はありますか?
カテゴリ回帰と通常の回帰はどう違いますか?
多次元尺度法は Base でも使えますか?
アカデミック版とビジネス版で機能は違いますか?
調査に合う構成をご提案します
調査の設計と報告の予定を伺い、Categories を含む過不足のない構成とお見積りをまとめます。アカデミック価格や公費でのご購入もご相談ください。
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