対応のないt検定とは

対応のないt検定は、2群を比較する際に利用する検定手法です。群を比較する際に、平均値を利用するパラメトリック検定(正規分布を仮定する)です。データとしては、2つのグループの変数と、比較するための量的な変数を利用します。量的変数の平均値を利用し、群間に統計的に有意な差があるのかないのかを検定します。ノンパラメトリック検定の場合には、マンホイットニーのU検定が同様の手法といえます。

SPSS Statisticsでは、対応のないt検定は、「平均の比較」>「独立サンプルのt検定」というメニューに搭載されています。なおこの機能は、SPSS Statistics Baseのみで実行可能です。

対応製品

必要なSPSS Statistics モジュール

SPSS Stataistics Base : 独立サンプルのt検定(対応のないt検定)はSPSS Statistics Baseのみで実行可能です。

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IBM SPSS Statistics

全世界で28万人以上が利用する統計解析のスタンダードソフトウェアです。1968年に誕生し、50年以上にわたり全世界の統計処理をサポート。データ分析の初心者からプロまでデータの読み込みからデータ加工、分析、出力までをカバーする統合ソフトウェアです。

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