ノンパラメトリック検定とは?
― 前提条件に依存しない順位ベースの検定
母集団分布の形(正規分布など)を仮定せずに、順位情報や度数情報を用いて差を検証する統計手法。標本数が少ない場合や、外れ値が多い場合、尺度水準が順序・名義の場合に特に有効です。
ノンパラメトリック検定とは
母集団分布の形(正規分布など)を仮定せずに、順位情報や度数情報を用いて差を検証する統計手法。標本数が少ない場合や、外れ値が多い場合、尺度水準が順序・名義の場合に特に有効です。
ノンパラメトリック検定で分かること
- 群間・条件間に統計的な差があるか
- 順位ベースでの差の有無
- 外れ値の影響を受けにくい比較結果
- 順序尺度データでの位置の差
ノンパラメトリック検定の主な種類
| 検定 | 用途 |
|---|---|
| マン・ホイットニーU検定 | 独立2群の比較(対応のないt検定の代替) |
| ウィルコクソン符号付順位検定 | 対応のある2群の比較 |
| クラスカル・ウォリス検定 | 独立3群以上の比較(一元配置ANOVAの代替) |
| フリードマン検定 | 対応のある3群以上の比較(反復測定ANOVAの代替) |
研究・ビジネスでの利用シーン
症状スコアの群間比較
臨床研究
症状の重症度(順序尺度)を群間で比較する場合にマン・ホイットニーU検定を用います。
小標本データの差検証
品質管理
サンプル数が限られる工程データの改善前後比較に、ウィルコクソン検定を活用します。
ランクデータの比較
教育研究
成績ランクの群間差をクラスカル・ウォリス検定で検証します。
SPSSで実施する場合の製品選定
ノンパラメトリック検定をSPSSで実施する際に必要となる製品とオプションを整理します。
| 検定内容 | 対応製品 | 備考 |
|---|---|---|
| マン・ホイットニーU検定 | IBM SPSS Statistics Base | 独立2群 |
| ウィルコクソン符号付順位検定 | IBM SPSS Statistics Base | 対応あり |
| クラスカル・ウォリス検定 | IBM SPSS Statistics Base | 3群以上 |
| フリードマン検定 | IBM SPSS Statistics Base | 反復測定 |
| 正確版(多次元) | IBM SPSS Exact Tests | 小標本対応 |
分析時の注意点
- 平均値ではなく順位の差を検定している点に注意
- 効果量の解釈を併せて行うと理解が深まる
- 正規性が満たされる場合はパラメトリック検定の方が検出力が高い
- 小標本では検出力が低くなる可能性がある
ノンパラメトリック検定の進め方、専門家がサポートします
分析設計の段階から、結果解釈・論文記述まで——研究テーマに応じてご相談いただけます。
必要なSPSS製品の構成もあわせてご提案します。
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