SPSS Statistics 追加モジュール
IBM SPSS
Direct Marketing
購買データから、反応しやすい顧客を選ぶ
最終購入日・購入回数・購入金額で顧客を点数化し、DMやクーポンを送る相手を絞り込みます。手法の選択画面から目的を選ぶだけで、分析の手順に沿って操作できます。
- RFM 分析
- 顧客クラスター
- 購入傾向スコア
- コントロール群テスト
要約
IBM SPSS Direct Marketing とは、SPSS Statistics Base に追加して、RFM分析、顧客クラスター、購入傾向スコア、コントロール群テストなど、顧客分析の定番の手法を手順に沿って使えるようにするモジュールです。
- 使う場面:DM・クーポンの送付先の選定、顧客のタイプ分け、施策の効果測定
- 主な機能:RFM分析、クラスター分析、見込み客のプロファイル、購入傾向スコア、郵便番号別の反応率、コントロール群テスト
- 入手方法:Base への追加、各エディションへの同梱(構成はお見積り時にご案内)
30秒診断:Direct Marketing は必要?
ご自身の研究・業務に照らして、次の3問を確かめてください。
購買履歴から、DMやクーポンの送付先を絞りたいですか?
例:最終購入日・回数・金額がわかる顧客データ
はいRFM 分析で顧客を点数化し、反応しやすい層を選びます。
顧客をいくつかのタイプに分けて施策を変えたいですか?
例:購買傾向や属性の似た顧客のグループ
はい顧客クラスター分析で、似た顧客をまとめます。
施策の効果を、送った群と送らなかった群で比べたいですか?
例:新しいDMと従来のDMの反応率
はいコントロール群テストで、反応率の差を検定します。
1つでも「はい」なら、Direct Marketing の追加をおすすめします。集計とクロス表で傾向を見る段階なら、Base で分析できます。
分析の流れ:DMの送付先を RFM で絞った例
通信販売の顧客データを例に、送付先の選定から効果の確認までを示します。数値は説明用の架空データです。
- データを用意する顧客8,400名について、最終購入日、過去1年の購入回数、購入金額を1行1名で用意します。取引ごとのデータからも集計できます。
- 手法を選ぶ「分析 → ダイレクト マーケティング → 手法の選択」で「最適な顧客を判別するための RFM 分析」を選び、日付・回数・金額の変数を指定します。
- 結果を読むRFM スコアを5つの群に分けると、上位20%の反応率は12.4%、下位20%は0.9%です。
- 効果を確かめる上位40%に送付先を絞り、コントロール群テストで従来のDMとの反応率を比べて、次回の送付基準にします。
Base と Direct Marketing の分担
汎用のクラスター分析は Base にもあります。Direct Marketing は、マーケティングの目的に合わせた手順と出力をまとめたモジュールです。
| やりたいこと | 使う手法 | 収録先 |
|---|---|---|
| 顧客を似たもの同士に分ける(汎用) | K-means・TwoStep クラスター | Base |
| 購入の有無を予測する(汎用) | ロジスティック回帰 | Regression |
| 購入日・回数・金額で顧客を点数化する | RFM 分析 | Direct Marketing |
| 反応した顧客の特徴を表にまとめる | 見込み客のプロファイル | Direct Marketing |
| 購入の見込みを点数化して並べる | 購入傾向スコア | Direct Marketing |
| 郵便番号ごとの反応率を比べる | 郵便番号別の反応率 | Direct Marketing |
| 施策の効果を群間で比べる | コントロール群テスト | Direct Marketing |
搭載している主な手法
RFM 分析
Recency・Frequency・Monetary
最終購入日・購入回数・購入金額で顧客を点数化し、ヒートマップで分布を確かめられます。
購入傾向スコア
Propensity to purchase
過去の反応から、顧客ごとの購入の見込みを点数化します。
コントロール群テスト
Control package test
新しい施策と従来の施策の反応率を比べ、差を検定します。
組み合わせの例
顧客分析をさらに進めるときの組み合わせです。
セグメントのルールも示すなら
Base+Direct Marketing+Decision Trees
RFMで絞った顧客を、決定木で「どの条件の人が反応するか」のルールに落とし込みます。
本格的な予測モデルを作るなら
Direct Marketing+IBM SPSS Modeler
大量の取引データや多数の手法を比べる予測には、データマイニングの専用製品 Modeler を使います。
Base・関連製品との関係
| 製品・モジュール | 主な役割 | Direct Marketing との関係 |
|---|---|---|
| SPSS Statistics Base | 集計、K-means・TwoStep クラスター | Direct Marketing を使うための前提です。Base に追加して使います。 |
| SPSS Decision Trees | CHAID などの決定木 | 反応する顧客の条件をルールで示す場合に組み合わせます。 |
| IBM SPSS Modeler | データマイニング・予測モデリング | 大規模データや機械学習の手法を使う場合の専用製品です。 |
検討の進め方
よくあるご質問
RFM分析のためだけに導入する価値はありますか?
Salesforce のデータは使えますか?
SPSS Modeler とはどう違いますか?
企業向けの導入形態を教えてください。
顧客分析に合う構成をご提案します
お持ちのデータと施策の予定を伺い、Direct Marketing を含む過不足のない構成とお見積りをまとめます。
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