IBM SPSS Missing Values
― 欠損データを適切に補完し、有効な結論を引き出すための専用モジュール
データの有効性を考慮する際の重要なツール。欠損データのパターンを可視化し、要約統計量を推定し、統計アルゴリズム(多重代入法など)で欠損値を補完します。欠損を無視・除外することによるバイアスを回避できます。
Missing Values でできること
データの有効性を考慮する際の重要なツール。欠損データのパターンを可視化し、要約統計量を推定し、統計アルゴリズム(多重代入法など)で欠損値を補完します。欠損を無視・除外することによるバイアスを回避できます。
本モジュールが解決する課題
- 欠損による分析結果の偏りを最小化
- アンケート設計の改善材料の取得
- 縦断研究・追跡調査における脱落データの扱い
- 論文・報告書で「適切な欠損処理」を明示できる
代表的な利用シーン
脱落データの補完
医学・臨床研究
追跡研究で発生する脱落データを多重代入法で補完し、ITT解析の妥当性を高めます。
未回答パターンの分析
アンケート調査
未回答の発生パターンから問題のある質問項目を特定し、調査票の改善に活用します。
縦断データの補完
経済データ
パネルデータで一部期間が欠損している場合に、観察された情報から推定値を補完します。
主な搭載分析手法
多重代入法(MI)
欠損値に対して複数の推定値を生成し、結果を統合することで推定の不確実性を反映する標準的手法。
EMアルゴリズム
最尤推定に基づき欠損値を補完するアルゴリズム。
欠損パターン分析
欠損の発生パターン(MCAR/MAR/MNAR)を可視化し、補完戦略の判断材料を提供。
回帰補完
他変数からの予測により欠損値を補完する古典的手法。
SPSS Statistics Base / 関連モジュールとの関係
Missing Values は SPSS Statistics Base の上位に位置するアドオンで、Base 単体では実行できない手法を補完します。研究・業務内容に応じて関連モジュールと組み合わせることも可能です。
| 製品/モジュール | 主な役割 | 本モジュールとの関係 |
|---|---|---|
| SPSS Statistics Base | リストワイズ削除・平均値補完 | 簡易的な欠損処理はBaseで対応。高度な補完にはMissing Valuesが必要。 |
| SPSS Data Preparation | ADPによる自動補完 | データ準備工程全体を扱う併用可能なモジュール。 |
Missing Values の導入、お気軽にご相談ください
研究テーマ・業務要件に応じて、最適なモジュール構成をご提案します。
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