SPSS Statistics 同時ユーザ(Concurrent)ライセンスのインストール
同時ユーザ(Concurrent)ライセンスとは、使用者を特定せず、指定したユーザ数によって同時に使用できるライセンスです。
ご利用には、ライセンスの使用人数を管理するためのライセンスマネージャが必要です。
インストールするには、コンピューターに管理者権限でログインする必要があります。
インストールの流れ
- ライセンスツール(IBM SPSS Concurrent Licensing Tools 9.9)の入手
- ライセンスツールの(IBM SPSS Licensing Tools(Sentinel RMS License Manager))の導入
- ライセンスコードの取得
- ライセンスコードのライセンスマネージャへの登録
- ポートの開放
- IPアドレスの確認
- SPSS Statisticsクライアントからの接続
1.ライセンスツール(IBM SPSS Concurrent Licensing Tools9.9)の入手
以下のリンクからSPSS Statisticsのバージョンに適合したIBM SPSS Concurrent Licensing Tools9.9(SPSSCLT9.9_-_LicmgrWinMEn.zip)をダウンロードします。
【手順1】 下記のリンクをクリックします。
▼IBM SPSS Concurrent Licensing Tools 9.9
https://drive.google.com/file/d/1yEaUN9jCmS34Wx8L6YXHxGau-AG2nXPt/view?usp=sharing
【手順2】[ダウンロード]ボタンをクリック
画面中央にある「ダウンロード」をクリックします。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/29d3bc99193cb0b837fb8cc53f050ae5.png)
【手順3】[このままダウンロード]をクリック
「このままダウンロード」をクリックし、ダウンロードを開始します。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/cbf5b9f60da99bf791c0aa12a770f429.png)
2.ライセンスツールの(IBM SPSS Licensing Tools(Sentinel RMS License Manager))の導入
【手順1】ファイルの展開
ダウンロードしたファイル「SPSSCLT9.9_-_LicmgrWinMEn.zip」を右クリックし、「すべて展開」を選択します。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/5e4896966c9944fcf00890f4502605bf-1.png)
【手順2】アプリの起動
展開したファイル内SPSSCLT9.9_-_LicmgrWinMEnの「setup.exe」を右クリックして、[管理者として実行]を選択します。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/1efad1b5aa917a846fa5b3fc11367269-1.png)
【手順3】注意事項は「はい」を選択
展開し[このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?]画面で、「はい」をクリックします。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/7d6fddc4d5f4457e598413974089fe73-1.png)
【手順4】インストールウィザードの起動
インストールウィザードの「Next>」をクリックします。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/7adfed136bf50c6b1f5c23f5919c3a0a-3.png)
【手順5】使用許諾契約への同意
ご確認のうえ、[I accept the terms in the license agreement] を選択して、[Next>]をクリックします。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/b12c8b7e401505670006e9aa6ee0e2d0.png)
【手順6】インストール先の選択
製品のインストール先を選択します。(基本的にデフォルトの設定を推奨します。)
変更が必要な場合には[Change...]ボタンをクリックし、フォルダを指定してください。
完了後、[Next>]をクリックします。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/b12c8b7e401505670006e9aa6ee0e2d0.png)
【手順7】インストールの開始
[Install]をクリックしてインストールを行います。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/695e432aa0b80e914efae12cd0be2a70-1.png)
【手順8】インストールの実行
インストールが実行されます。しばらくお待ちください。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/184e1fbbe38c6fb97ef918a7cd7090a8-1.png)
【手順9】ウィザードの終了
インストールが完了しました。[Finish]をクリックします。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/6d58f877a83b152a3c3b13756107b189-1.png)
3.ライセンスコードの取得
コマンドプロンプトでIBM SPSS Licensing Toolsのインストールフォルダへ移動して、licenseactivatorコマンドを使用して、ライセンスを取得します。
【手順1】コマンドプロンプトを開く
Windowsのスタートボタンをクリックし、検索タブに「コマンドプロンプト」と入力します。アプリが表示されましたら、コマンドプロンプトを右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/150959d4ab52349cdf0bcb83e72c980e-1.png)
【手順2】注意事項は「はい」を選択
[このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?]画面で、「はい」をクリックします。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/f470ecac932000fe5a8dfd123084d891.png)
【手順3】以下の項目を入力
「C:\Windows\System32> 」の後に以下の項目を入力後、[Enter]キーをクリックします。
なお、画面や以下の¥(円マーク)の表示は「バックスラッシュ」と同様の意味となります。
cd C:¥Program Files¥IBM¥SPSS License Tools¥9.9.0.0
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/cb79e4279c41f852ca70d64e3b88ed04-1.png)
【手順4】以下の項目を入力
「C:¥Program Files¥IBM¥SPSS License Tools¥9.9.0.0> 」の後に以下の項目を入力後、[Enter]キーをクリックします。
licenseactivator *認証コード*
*認証コード*:お手元のライセンス認証コードをご入力ください。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/c1afbf4162ab12ae0b90d81b40760587-2.png)
【手順5】ライセンス認証の完了
画面に「正常に認証されました」が表示されましたら、ライセンス認証の完了となります。
複数のライセンス認証コードをお持ちの場合は、手順3を繰り返し行います。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/9f9973d041118c94c9574c3408f5de11.png)
4.ライセンスマネージャへの登録
【手順1】Windowsツールを開く
Windowsのスタートボタンの検索タブに「Windowsツール」と入力し、Windowsツールを開きます。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/63fc1d2c7057b98132e093c3b87e1a93.png)
【手順2】Windowsツールの「サービス」を開く
Windowsツール画面の「サービス」を右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/63fc1d2c7057b98132e093c3b87e1a93.png)
【手順2】Windowsツールの「サービス」を開く
Windowsのスタートボタンの検索タブに「Windowsツール」と入力し、Windowsツールを開きます。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/b9f0aa522cdc1bd2ef38c531a04d62b6.png)
【手順3】Sentinel RMS License Managerの状態を確認
「Sentinel RMS License Manager for IBM SPSS」の状態欄が「実行中」と表示されているか確認します。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/e1421195c3a6118b5e4396eb2b9fafd2.png)
5.ポートの開放
【手順1】Windows Defenderファイアーウォールを開く
Windowsのスタートボタンの検索タブに「ファイアーウォール」と入力し「ファイアーウォールの状態の確認」をクリック
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/ecf97e7b3380813773f43974af597ba4.png)
【手順2】Windows Defenderファイアーウォール画面の「詳細設定」をクリック
画面左の「詳細設定」をクリックします。クリック後、「セキュリティが強化されたWindows Defenderファイアーウォール」画面が表示されます。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/6ca0967da7f193223e78ec8b04666f74.png)
【手順3】新しい規則の追加
セキュリティが強化されたWindows Defenderファイアウォール画面の「受信の規則」を選択し、画面右の「新しい規則」をクリックします。クリック後、「新規の受信の規則ウィザード」画面が表示されます。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/5e5b695dde0190e39c9ae6946459c6cd.png)
【手順4】規則の種類を選択
新規の受信の規則ウィザード画面の上から2つ目「ボード」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/9829ee81d857ed9c930bfb9369746a76.png)
【手順5】以下のUDPを入力
新規の受信の規則ウィザード画面より「UDP」を選択します。特別のローカルボードに以下を入力し、「次へ」ボタンをクリックします。
特定のローカルポート:5093
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/1d7b305634d13c79284a678a90c7c1be.png)
【手順6】接続の許可
「接続を許可する(A)」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/c255e795fa91578e3312562d31278812.png)
【手順7】規則適応先の選択
3項目すべてにチェックを入れ、[次へ]ボタンをクリックします。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/c255e795fa91578e3312562d31278812.png)
【手順8】名前を入力
任意の名前を入力し、[完了]ボタンをクリックします。
(例:IBM SPSS Statistics同時ユーザーライセンス)
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/7b7c8fd94a59c488a63019a9b877c65b.png)
【手順9】ポートの開放を確認
規則(例:IBM SPSS Statistics同時ユーザーライセンス)が追加されたことを確認します。
ポートの設定が完了しました。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/fa94b24c0644703649c944ef0871bbd2.png)
6.IPアドレスの確認
SPSS Statisticsクライアントから接続する際にIPアドレスの入力項目があります。
【手順1】「設定」を開く
Windowsの設定画面を開きます。
【手順2】ネットワークとインターネットのプロパティを開く
ネットワークとインターネットを選択し、「プロパティ」をクリックします。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/3e30d4b651e5688cfbe731d93f5ea28a.png)
【手順3】IPv4アドレスの確認
IPv4アドレスを確認し、番号を控えます。
「7.SPSS Statisticsクライアントからの接続」の【手順12】で入力が必要となります。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/30574a3f7a3be3ca762fd50eed677cc0.png)
7.SPSS Statisticsクライアントからの接続
【手順1】SPSS Statisticsのインストール
ダウンロードしたファイルを右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/b2be45e2b175c9af24a0d135051451ca.png)
【手順2】注意事項は「はい」を選択
ユーザーアカウント制御:「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」の画面で「はい」をクリックしてインストールを開始します。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/21e54c491f5e6cce6b6da193cac34bc8.png)
【手順3】インストールウィザードの起動
インストールウィザードが起動します。[キャンセル]は押さないでください。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/7c78cdb61ed7b20f712f27bdc725d3fa.png)
【手順4】製品の確認
利用条件等が表示されます。
ご確認いただき「次へ」をクリックします。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/634ffbc448d37bde8f508f1ee99572d0.png)
【手順5】使用許諾契約への同意
使用許諾契約書が表示されます。
ご確認のうえ、「使用許諾の条項に同意します」を選択した後、「次へ」をクリックします。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/77749aafcc9afb6cd912b702f5fef922.png)
【手順6】インストール先の選択
製品のインストール先を選択します。(基本的にデフォルトの設定を推奨します。)
変更が必要な場合には[変更]ボタンをクリックし、フォルダを指定してください。完了後、[次へ]をクリックします。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/22b544492ec469eae40f31a11d436cbc.png)
【手順7】インストールの開始
[インストール]をクリックしてインストールを行います。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/04e7abb84a7f0e7bd330c7dad6326d0e.png)
【手順8】インストールの実行
インストール完了までお待ちください。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/7e7809480f954139ffeb233166636258.png)
【手順9】ウィザードの終了
[プログラムの起動]のチェックを外します。
その後、[完了]をクリックしてウィザードを終了します
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/309e7f0838220a4d5054e3b736e189a1.png)
【手順10】ウィザードの起動
SPSS Statisticsのアプリを右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
[IBM SPSS Statisticsのアクティブ化]の画面が表示されます。[ライセンスウィザードの起動]をクリックします。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/216e66f7f3c443d1a5639ab87ff29469.png)
【手順11】製品の認証
[同時ユーザーライセンス]を選択します。
その後、[次へ]をクリックします。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/92f96824e74bf1858e72514483a39a71.png)
【手順12】IPアドレスの入力
Sentinel RMS License Managerが導入されたPCのIPアドレスを入力し、[次へ]をクリックします。
*IPアドレスの確認については、こちらをご参照ください。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/7-12-1.png)
【手順13】ライセンス認証の終了
以下の画面が表示されましたら、[終了]をクリックします。
ライセンス認証が完了いたしました。SPSS Statisticsをご利用いただけます。
![](https://smart-analytics.jp/wp-content/uploads/2024/06/dbc130aabb4947a1265ca7ce48d82e9f.png)