SPSSの使い方~IBM SPSS Statistics超入門~:第2回:データを読み込んでみよう

第2回:データを読み込んでみよう

製品が起動したら、SPSS Statisticsで分析をはじめるための第一歩であるデータの読み込みを行いましょう。SPSS Statisticsでは、次のような形式のデータを読み込むことができます。

・SPSSファイル
・Excelスプレットシート
・Oracle、SQLサーバー、DB2を始めとするODBCで接続可能なデータベース
・CSVファイル
・SASデータ・ファイル
・Stataデータファイルなど

 

SPSSファイル(.sav)を読み込んでみよう

まず、SPSS Statisticsのデータフォルダ内に格納されているSPSSファイルを利用して、データを読み込んでみましょう。このデータは、顧客の属性データ(性別や年収など)と保有製品ならびに購買データが含まれるサンプルデータで、合計6400件のデータです。

なお、格納場所は、次の通りです。

ファイルの場所
・SPSSが格納されているフォルダの中の「Sample」の中の「Japanese」フォルダの中の「demo.sav」

それでは、このデータを早速SPSSにインポートしてみましょう。

1.上部のメニューから「ファイル」をクリックします。
2.「開く」から「データ」をクリックします。

 

3.ここからファイルを選択して「開く」を押してください。もしくは、「ファイル」の変わりに次のアイコンを押すことでもファイルを開くことが可能です。

無事にSPSSにデータを読み込むことができましたか?

 

データの読み込みが終了すると、上のようなデータビュー部分にデータがインポートされた画面に切り替わるはずです。これで無事にsavファイルを読み込むことができました。

今回は、SPSSファイル(拡張子.sav)を読み込みました。このファイルはすでにSPSS Statisticsで作業することを前提となっているファイルとなっていますので、非常にきれいなデータとも言えます。

しかしながら、多くの場合、アンケートのデータなどはエクセル形式で保存していたり、csv形式で保存していたりとSPSS Statisticsファイルではない形式が多いでしょう。そのため、他のファイル形式でのデータの読み込みについても練習をしてみましょう。

 

CSVやテキスト形式ファイルのデータの読み込み

さて、先ほどはSPSSファイルの読み込みを行いましたが、実際にはExcelシートでデータを保有していたり、CSVやテキストファイルでファイルを保有していたりする場合も多いことでしょう。それぞれのシートについては、SPSSファイルよりも少しだけ手間がかかりますが、読み込むことが可能です。

1.メニューバーから「ファイル」を選択し、「開く」、「データ」を選択します
2.ダイアログボックスにおいて「ファイルの種類」を「csv」を選択します。
3.認知のcsvファイルを選択し、「開く」を押します。
*今回はdemo.savをcsvに変換したものをデモデータとして利用します。

 

「テキストインポートウィザード」のダイアログが表示されます。

 

4.また、「ファイルの先頭に変数名を含んでいますか?」の部分を「はい」にします。もちろん、元データに変数名がない時は「いいえ」を選択してください。

 

5.次のウィザードでデータがどのような形式で保存されているのかを指定します。CSVファイル(カンマ区切り)の場合には、「カンマ」にチェクを入れましょう。もちろんタブ区切りのデータの場合には「タブ区切り」にチェックを入れます。また、テキスト修飾子の部分では、名前や自由回答が入っている変数の部分に””や’が入っている場合には、引用符の選択をします。

6.データプレビューで選択されている変数の仕様の画面では、各変数の形式を設定することが可能です。

 

7.ステップ6/6でデータプレビューの部分に正しくデータが入っていれば成功です。

さぁ、これで完成です。この作業でインポートしたデータは、のちに紹介する変数ビューの定義が必要です。これは次回以降に解説をすすめます。

 

Excel形式ファイルのデータの読み込み

回答のファイルをEXCEL形式で持っている場合も多いでしょう。SPSS Statisticsでは、Excelファイルのまま読み込むことも可能です。

1.メニューバーから「ファイル」を選択し、「開く」、「データ」を選択し、「Excelデータ・ソースを開く」ダイアログが表示されます。なお、ワークシートを指定することも可能です。