SPSS Statistics 32 の新機能
媒介分析、VARモデル、ゲノム解析。分析の範囲が広がりました。
IBM SPSS Statistics 32 は2026年4月23日にリリースされました。媒介分析とベクトル自己回帰(VAR)モデルが標準の手続きになり、ゲノムデータの取り込み、出力表の解説を作れる Curated Help Designer が加わりました。拡張機能では並べ替え検定など3つの手続きが使えます。
ご相談は製品に詳しい専門スタッフが承ります。IBM SPSS 正規販売店です。

SPSS Statistics 32 の要点
バージョン 32 では、効果の経路を確かめる媒介分析と、複数の時系列を同時に扱う VAR モデルが標準の手続きになりました。ゲノムデータの取り込みと、出力表に独自の解説を付ける Curated Help Designer も加わっています。保守契約中の方は追加費用なしで、バージョン 29・30・31 の永続ライセンスをお持ちの方はアップグレード価格で、最新版をご利用いただけます。2026年10月23日の「統計の日スペシャルセミナー2026」で、媒介分析をはじめとする新機能を紹介しました。
- リリース日
- 2026年4月23日
- 標準の新機能
- 媒介分析・VAR・ゲノム解析・Curated Help Designer
- 拡張機能
- 並べ替え検定・ベイズ変数選択・変数選択付き混合型クラスター
- 入手方法
- 保守契約・アップグレード
標準で使える4つの新機能
メニューから実行できる新しい手続きと機能です。それぞれのページで、考え方と使い方を解説しています。

媒介分析(Mediation Analysis)
予測変数が媒介変数を通じて結果に与える影響を、直接効果・間接効果・総効果に分けて推定します。心理学、医療、マーケティングの研究で、効果が伝わる経路を確かめるのに使います。
媒介分析を見る →
VARモデル(ベクトル自己回帰)
複数の時系列を、互いの過去の値で同時に説明するモデルです。因果検定や共積分診断、時系列構造のプロットに対応し、経済・金融・需要の予測に使えます。
VARモデルを見る →
ゲノム解析(Genomic Analysis)
オープンソースのツールと連携してゲノムデータを取り込み、クレンジングと前処理をしたうえで、SPSS の回帰・相関・記述統計で分析します。遺伝関連研究やバイオマーカー研究に。
ゲノム解析を見る →
Curated Help Designer
相関行列や t検定などの出力表に、独自の解説と色分けを定義できます。研究室や社内で読み方の基準をそろえ、統計教育にも使えます。
Curated Help Designer を見る →Extension Hub から追加する3つの手続き
R で作られた拡張機能です。Extension Hub からインストールすると、メニューから実行できます。
操作性と管理機能の強化
分析手続きのほかにも、日々の操作と組織での管理に関わる機能が強化されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出力ビューア | 表の列を選んで表示する機能や、チャートタイトルの簡素化など、出力の見やすさが向上しました。 |
| パスキー認証 | デジタル版で、FIDO2/WebAuthn に準拠したパスキー認証に対応しました。生体認証(Face ID・指紋)や PIN で、パスワードを使わずにサインインできます。 |
| AI出力アシスタントの管理 | バージョン 31 で加わった AI出力アシスタントを、管理者が組織の方針に合わせて制御できるようになりました。 |
SPSS Statistics 32 を使うには
お持ちのライセンスによって、最新版への移り方が決まります。
これまでの新機能
以前のバージョンで加わった機能も、個別のページで解説しています。
SPSS Statistics 32 についてよくいただくご質問
SPSS Statistics 32 はいつリリースされましたか。
2026年4月23日にリリースされました。
保守契約があれば、追加費用なしで 32 を使えますか。
はい。保守契約の期間中は、追加費用なしで最新版をお使いいただけます。
拡張機能はどうやって使いますか。
Extension Hub から対象の拡張機能をインストールすると、メニューから実行できます。R で作られた拡張機能には、R のプラグインが必要です。
新機能は、どのエディションで使えますか。
機能によって必要なエディションやモジュールが異なります。お使いの構成をうかがって、ご相談の際にご案内します。
32 の新機能について相談できますか。
はい。新機能を使った分析の進め方や、アップグレードの手順について、オンライン相談で専門スタッフがお答えします。
SPSS Statistics 32 へのアップグレードのご相談
お持ちのバージョンとライセンスの形をお知らせください。保守契約の状況に合わせて、最新版への移り方と費用をご案内します。
お電話でも承ります0120-835-761平日 9:00–18:00
