SPSS Statistics 追加モジュール

IBM SPSS
Direct Marketing

購買データから、反応しやすい顧客を選ぶ

最終購入日・購入回数・購入金額で顧客を点数化し、DMやクーポンを送る相手を絞り込みます。手法の選択画面から目的を選ぶだけで、分析の手順に沿って操作できます。

  • RFM 分析
  • 顧客クラスター
  • 購入傾向スコア
  • コントロール群テスト

Base に追加して利用最終更新 2026.09.28

IBM SPSS Statistics
出力ログRFM 分析 RFM ヒートマップ RFM 度数分布ダイレクト マーケティング 反応率の比較 コントロール群テストRFM スコア群別の反応率前回キャンペーン(8,400名)上位 20%12.4%20〜40%6.8%40〜60%3.9%60〜80%2.1%下位 20%0.9%数値は説明用の架空データ
RFM スコアの上位群ほど反応率が高く、送付先を絞る根拠になります。

要約

IBM SPSS Direct Marketing とは、SPSS Statistics Base に追加して、RFM分析、顧客クラスター、購入傾向スコア、コントロール群テストなど、顧客分析の定番の手法を手順に沿って使えるようにするモジュールです。

  • 使う場面:DM・クーポンの送付先の選定、顧客のタイプ分け、施策の効果測定
  • 主な機能:RFM分析、クラスター分析、見込み客のプロファイル、購入傾向スコア、郵便番号別の反応率、コントロール群テスト
  • 入手方法:Base への追加、各エディションへの同梱(構成はお見積り時にご案内)

30秒診断:Direct Marketing は必要?

ご自身の研究・業務に照らして、次の3問を確かめてください。

Q1

購買履歴から、DMやクーポンの送付先を絞りたいですか?

例:最終購入日・回数・金額がわかる顧客データ

はいRFM 分析で顧客を点数化し、反応しやすい層を選びます。

Q2

顧客をいくつかのタイプに分けて施策を変えたいですか?

例:購買傾向や属性の似た顧客のグループ

はい顧客クラスター分析で、似た顧客をまとめます。

Q3

施策の効果を、送った群と送らなかった群で比べたいですか?

例:新しいDMと従来のDMの反応率

はいコントロール群テストで、反応率の差を検定します。

1つでも「はい」なら、Direct Marketing の追加をおすすめします。集計とクロス表で傾向を見る段階なら、Base で分析できます。

分析の流れ:DMの送付先を RFM で絞った例

通信販売の顧客データを例に、送付先の選定から効果の確認までを示します。数値は説明用の架空データです。

  1. データを用意する顧客8,400名について、最終購入日、過去1年の購入回数、購入金額を1行1名で用意します。取引ごとのデータからも集計できます。
  2. 手法を選ぶ「分析 → ダイレクト マーケティング → 手法の選択」で「最適な顧客を判別するための RFM 分析」を選び、日付・回数・金額の変数を指定します。
  3. 結果を読むRFM スコアを5つの群に分けると、上位20%の反応率は12.4%、下位20%は0.9%です。
  4. 効果を確かめる上位40%に送付先を絞り、コントロール群テストで従来のDMとの反応率を比べて、次回の送付基準にします。
IBM SPSS Statistics
出力ログRFM 分析 RFM ヒートマップ RFM 度数分布ダイレクト マーケティング 反応率の比較 コントロール群テストダイレクト マーケティング反応率の比較件数反応数反応率新しいDM(テスト)1,6801619.6%従来のDM(コントロール)1,6801126.7%差2.9 ポイント読み方反応率の差は 2.9 ポイント(有意確率 .002)。新しいDMを次回の標準にする判断材料になる。数値は説明用の架空データ
テスト群とコントロール群の反応率の差を、検定結果とあわせて確かめます。

Base と Direct Marketing の分担

汎用のクラスター分析は Base にもあります。Direct Marketing は、マーケティングの目的に合わせた手順と出力をまとめたモジュールです。

やりたいこと使う手法収録先
顧客を似たもの同士に分ける(汎用)K-means・TwoStep クラスターBase
購入の有無を予測する(汎用)ロジスティック回帰Regression
購入日・回数・金額で顧客を点数化するRFM 分析Direct Marketing
反応した顧客の特徴を表にまとめる見込み客のプロファイルDirect Marketing
購入の見込みを点数化して並べる購入傾向スコアDirect Marketing
郵便番号ごとの反応率を比べる郵便番号別の反応率Direct Marketing
施策の効果を群間で比べるコントロール群テストDirect Marketing

搭載している主な手法

RFM 分析

Recency・Frequency・Monetary

最終購入日・購入回数・購入金額で顧客を点数化し、ヒートマップで分布を確かめられます。

顧客クラスター・見込み客のプロファイル

Cluster・Profiles

似た顧客をまとめ、反応した顧客に共通する特徴を表にします。

購入傾向スコア

Propensity to purchase

過去の反応から、顧客ごとの購入の見込みを点数化します。

コントロール群テスト

Control package test

新しい施策と従来の施策の反応率を比べ、差を検定します。

組み合わせの例

顧客分析をさらに進めるときの組み合わせです。

セグメントのルールも示すなら

Base+Direct Marketing+Decision Trees

RFMで絞った顧客を、決定木で「どの条件の人が反応するか」のルールに落とし込みます。

本格的な予測モデルを作るなら

Direct Marketing+IBM SPSS Modeler

大量の取引データや多数の手法を比べる予測には、データマイニングの専用製品 Modeler を使います。

Base・関連製品との関係

製品・モジュール主な役割Direct Marketing との関係
SPSS Statistics Base集計、K-means・TwoStep クラスターDirect Marketing を使うための前提です。Base に追加して使います。
SPSS Decision TreesCHAID などの決定木反応する顧客の条件をルールで示す場合に組み合わせます。
IBM SPSS Modelerデータマイニング・予測モデリング大規模データや機械学習の手法を使う場合の専用製品です。

検討の進め方

よくあるご質問

RFM分析のためだけに導入する価値はありますか?
RFM分析を定期的に行う場合や、顧客クラスター・購入傾向スコア・コントロール群テストまで使う場合は、手順をそろえて毎回同じ基準で分析できる点が大きな利点です。
Salesforce のデータは使えますか?
Salesforce からデータを取り込んで分析する機能があります。CSV や Excel で書き出したデータでも、同じ分析ができます。
SPSS Modeler とはどう違いますか?
Direct Marketing は SPSS Statistics に追加する機能で、マーケティングの定番分析を手順に沿って行えます。Modeler は、大量のデータと多くの機械学習の手法を扱うデータマイニングの専用製品です。
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利用人数や部署内での共有のしかたに合わせて、許可ユーザーと同時ユーザーのライセンスをご提案します。詳しくは価格・購入ガイドをご覧ください。
ご相談・サポート担当(専門スタッフ)が対応しますIBM SPSS 正規販売店として、構成選び・お見積り・導入後のご相談まで担当します。

顧客分析に合う構成をご提案します

お持ちのデータと施策の予定を伺い、Direct Marketing を含む過不足のない構成とお見積りをまとめます。

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